2013年3月

ガン健診の有料化は受診抑制を招く

                     年金医療2.jpg3月1日、江東区議会予算委員会で私は、ガン健診の有料化は受診抑制を招くと無料の継続を求めました。

江東区のガン健診は、胃がん、肺がん、大腸がん、子宮がんの検診は無料で行っています。区は4月1日から有料化するとしています。

 区は、「住民税非課税世帯は、無料を継続するから受診抑制は回避できる」としています。しかし住民税非課税の世帯は、2人世帯で年間所得が91万円以下、3人世帯で126万円以下となっています。これより少しでも所得が上回れば課税され、ガン検診も有料となります。

 有料化の料金は、胃がん500円、肺がん800円、大腸がん500円、子宮がん600円となります。区民から「有料化になれば足が遠のいてしまう」「年金も低下、物価も上がったこれ以上は辛い、区は何を考えているのか」などの声が共産党区議団に寄せられています。

 区のガン健診の受診率は、23年度で胃がん4.2%、肺がん3.2%、大腸がん21.2%、子宮がん31.6%、乳がん24.8%となって、区の目標30%を大きく下回っています。

 有料化されれば、全てのガン検診を受診しようと思うと、かなりの負担となります。共産党区議団のアンケート調査でも「生活が苦しくなった」と答えた人が70%を超えています。有料化は、「足が遠のいてしまう」との区民の声のように受診率低下を招く懸念があります。

 ガン健診の目的は、早期発見、早期治療、区民の健康を保持し、がん死亡率を低下させることにあります。23区で無料化を実施している区は、胃がん検診で14区、肺がん検診で12区、大腸がん検診で15区、子宮がん検診で16区となっています。

 私は、有料化はすべきでないと求めました。区は、「実際かかる経費の1割程度なので、この程度は負担していただく」と有料化する答弁を繰り返しました。



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