2012年8月

区議会建設委員会が都の港湾局、下水道局、建設局へ要望書を提出

P1040641.JPG加工図.bmp 8月20日、江東区議会・建設委員会(委員長・斉藤信行)は、東京都の港湾局、下水道局(上の写真)、建設局を訪ねて、区民の要望を伝え、都の来年度予算に反映するよう要求しました。

 港湾局では、①外郭堤防や水門等の治水施設の新たな地震想定に対する安全性や排水機場の耐水性等、必要な対策を講ずること。②未整備の内部護岸の新設を強力に推進されたい。③親水性や景観に考慮した水辺空間の創出を図られたい。④道路及び橋の耐震対策について、早急に改善を図ること。新木場地区等の区道の復旧や耐震対策に対して、財政支援を行うことなどを要求しました。

 都は、「防潮堤等の耐震強化に取り組んでいる」「未整備の内部護岸は、27年度を目標にやっているが、新たな地震被害の想定に基づき見直したい」「予算の関係もあるが早くやりたい」「橋の耐震補強は、優先してやりたい」等の考えを示しました。

 下水道局は、①都市型水害対策として、江東幹線、江東ポンプ場等の下水道基幹施設の早期整備を図られたい。②局所的な集中豪雨による浸水被害を軽減するため雨水対策の推進を図られたい。③旧中川の水質改善のため、小松川第二ポンプ所の早期完成と、東大島幹線及び南大島幹線の整備を促進すること等を要求しました。

 下水道局は、「下水事業のレベルアップとスピードアップを図りたい」「小松川第二ポンプ場は平成31年度完成予定」などの考えが示されました。参加した議員から、「雨水と家庭用排水を分離して放流すべき」「旧中川の水質を改善すべき」等の意見が出されました。

 建設局に対しては、①護岸、水門、排水機場の耐水、耐震の強化。②越中島川の耐震護岸の整備と水質改善。③旧中川の浚渫・清掃等の事業を強く推進されたい。③区内の太鼓橋の解消。④道路の無電柱化。④歩道橋の撤去を含めて改善を図ること。⑤緑豊かな都市空間の形成など「街路樹充実計画」に基づく街路樹の充実を図られたい。⑥道路及び橋の耐震化を早急に改善することなどを求めました。

 建設局は、「地震対策は、専門的に調査している。対策は計画的にやっていく」「旧中川は、浚渫するほど多くたまっていないが、今後検討していく」「太鼓橋は豊住橋を除いて改善は難しい」「無電柱化は、今後も推進に努めたい」「歩道橋は、利用者が著しく少ない所や近くに横断歩道がある所、地元の撤去要望が強い所は個別に検討していきたい」等の答弁がありました。

 今回の要請行動は一局、30程度の時間しかなく、突っ込んだ質疑が出来ませんでしたが、一定の成果もあったと思います。今後も住みよい江東区をめざして引き続き都に要望し続けてまいります。

 


豊洲新市場移転予定地の土壌汚染対策を視察し、委員会で質疑

P1000708.JPGP1000714.JPGP1000723.JPGP1000724.JPG 8月1日、区議会清掃港湾・臨海部対策特別委員会は、豊洲の築地新市場移転予定地の土壌汚染対策の現状を視察しました。

5街区、6街区、7街区の盛土掘削作業や掘削微生物処理、洗浄処理、中温加湿処理など東京都の職員の説明を受けながら見て回りました。

 視察後、区役所に戻り委員会を開きました。委員会では都の説明後、質疑が行われました。私は、地震による液状化対策、汚染地下水対策、土壌汚染の処理について質問しました。

 ①地震による液状化対策は、地震の加速度が設計地震動で144ガルと想定しているが、3.11の地震で東雲で168ガル、辰巳で224ガルが発生。関東大震災では330ガル、阪神大震災800ガルとなっており、144ガルは想定が甘い。144ガルの設計地は3.11の地震前の想定数値かと質しました。都は「3.11前の想定」と答弁。東日本大震災後の地震、液状化を全く考慮してないものとわかりました。地震・液状化の抜本的見直しを求めました。

 ②不透水層下の地下水汚染も、「不透水層(有楽町層)の不連続性や東ガス時代の木杭、コンクリート杭が不透水層を突き破って汚染が広がっているのでは」と科学者から指摘されているにも拘わらず、都は調査もしないで、「汚染地下水対策」を行っていますが、不透水層下の地下水が汚染されていれば、今の都の対策は全く意味をなさないものになります。都は、こうした指摘に以前からの答弁を繰り返し「問題はない」「専門家会議も了承している」と答弁するだけ。

 ③土壌のベンゼンを微生物で処理するやり方も、微生物の名前は何かと聞いても、「豊洲の土壌に以前からいる微生物」と答えるだけで、微生物の名前さえ明らかにできない状態です。

 ズサンナ調査とそれに基づく対策では、食の安全を求める都民の声に応えることはできないと実感しました。

 

 



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