2013年11月
「高齢者入院見舞金支給条例」を議員提案
本日、日本共産党江東区議団は議員提案権を活用し、星野 博江東区議会議長宛に、「高齢者入院見舞金支給条例」を提案しました。
高齢者は、一般の人に比べ病気になる割合が増加します。入院をすれば、医療費の他に、給食費や差額ベッド代などを支払わなければなりません。
一方で、十分とはいえない年金はさらに支給額が減らされ、介護や医療などの社会保険料の負担増で収入はどんどん減少しています。
そこで、入院した高齢者の経済的負担を少しでも減らし、安心して医療が受けられるようにしようということで、「高齢者入院見舞金支給条例」を提案しました。江東区高齢者入院見舞金支給条例(案).docx
11月26日の区議会本会議で、委員会への付託が行われ、12月2日の厚生委員会で審議される予定です。
ぜひとも、みなさん傍聴にお出かけください。
深川・城東消防団の合同点検を視察

合同点検は、日頃の消防団の訓練の成果を関係者や地域のみなさんに披露する場です。
今日も朝、茨城県南部を震源とする震度5弱の地震が発生し、江東区内でも震度4の揺れを観測しました。
東京でもいつ大きな地震に見舞われてもおかしくありませんし、今年は風水害の被害も多く、いざという時に消防団のみなさんの果たす役割は、重要です。
お仕事を持ちながら、消防団の活動を行うのはとても大変なことだと思います。消防団のみなさんの日頃の活動に感謝と敬意を表しながら、合同点検を拝見させていただきました。
「2013したまち憲法の集い」に参加しました

集いでは冒頭、「生業を返せ、地域を返せ!」と東京電力と国を相手に訴訟を行っている福島原発訴訟原告団長の中島孝さんから原発事故・福島からの報告が行われました。その後、弁護士の伊藤真さんが「自民党改憲草案を斬る〜平和のために今考える憲法〜」と題し講演、最後に女優の渡辺えりさんが「笑顔のために夢を創りたい」と題して講演を行いました。
中島さんは、「ひとたび原発が事故を起こすと、ここまでがんばれば元に戻れるという希望を持つことが出来ない」「命やくらしより企業の利益を優先する東電と国の責任を法廷の場で明らかにしたい」と述べられました。

伊藤弁護士の「戦争はやってはいけない。どんな正しい目的があっても」「なぜなら戦争は人殺しだから」とのお話に、私も本当にその通りだなと思いました。どんな理由があっても正しい人殺しなどないと思います。
また、立憲主義について「国民の声を聞いて政治を行うことは大事だけれど、国民の多数がいつも正しいとは限らない。なぜなら国民は情報に惑わされる。だから多数の意見であっても犯してはならないものがある。それが人権」「民主主義はアクセル、そして立憲主義はブレーキの役割」との話に改めて憲法の役割の大切さを感じました。
そして、自民党が憲法を「国民に守らせるもの」へと変え、他国と同じであるべき「個人の尊重」を否定し、他国と違っていい「戦争の放棄」を投げ捨ててしまおうとしているとその危険性について話されました。
最後に伊藤弁護士は、「憲法は理想で現実とは食い違っているが、現実を理想に近づけることこそ憲法の価値がある」と話を締めくくりました。
渡辺えりさんは、「絶対に戦争は反対」とのべ、生真面目な日本人が戦争に突き進んでしまうことの恐ろしさ、自分の父親の戦争体験、いろいろな作家・文化人が図らずも国民を戦争に駆り立てる役割を果たしたこと、また憲法について、自民党のいう「伝統」とは何なのかとかつての日本で当たり前と思われていた「奴隷的労働」「公娼制度」「女性の地位の低さ」などについても言及、笑いの絶えないお話でしたが、再び戦争を起こさせては行けないとの強い思いが伝わってきました。
あっという間の2時間でしたが、「憲法守りたい」といみんなの気持ちが集まった集会でした。
「さよなら原発・江東」の皆さんと豊洲ららぽーと前で宣伝・署名活動

途中、雨が少し強くなったのですが、反原連作成のパンフレット「原発を止めたら電気料金が高くなるってホント?」というパンフレットを配りながらハンドマイクを使って宣伝、署名をお願いしました。
雨も降っていましたので、署名は思うように集まりませんでしたが、みなさん、関心を持ってパンフレットを受け取っていただいたり、若い女性やタクシーの運転手さんがわざわざ車から降りて署名してくださるなど、感動する場面もありました。
福島第一原発では、毎日のように汚染水漏れ事故が起きています。コントロールできているなどとんでもない!ひとたび事故を起こせば人類の手には負えないのが原発です。稼働し続ければ無害になるのに何万年もかかる「核のごみ」が生まれ続けます。
あの小泉さんでさえ、原発はやめるべきと言っているのですから。気づくのが遅すぎますけどね。
第41回江東区マンション交流会に参加

江東区のマンション交流会は、大規模修繕やマンショントラブルなどマンションの管理、管理組合の運営に関わる様々な問題を、区内の管理組合理事のみなさんや居住者のみなさん同士で交流するために、江東区マンションふぉーらむが主催、区の住宅課が後援し、開催されているものです。
今回は、第一部で「なぜやるか?大規模修繕」ということで、一級建築士の西尾哲二氏が講演、第二部では「マンショントラブル」と「大規模修繕」の2つの分科会に分かれて交流が行なわれました。
第二部では、「マンショントラブル」の分科会に参加しました。参加した方からは、「管理組合の運営に納得がいかず、管理費の支払いを拒否している」「新しく理事長が交代したとたん議事録の配布が行なわれなくなった」「脱法シェアハウスを未然に防ぐためにはどうしたらよいか」「宅内の下水道管の更新での管理組合の対応に問題がある」など自分たちの抱えている問題が出され、弁護士から法的なアドバイスを受けたり、マンションふぉーらむの役員の方や参加者同士で経験交流が行なわれました。
「脱法シェアハウス」については、社会問題になっていますが、区内でも広がっているようです。参加者からは、規約改正を検討しているがどのような内容にしたらいいかという質問が出され、あるマンションでは、宅内の改修を簡易なものと大規模なものとに区分し、間取りをかえるなど大規模なものの場合、承諾の手続きに十分な時間をかけたり、管理組合理事が宅内に立ち入ることが出来る規定にするなど工夫している経験などが紹介され、私もなるほどなあと大変参考になりました。
他区では、区主催でマンション交流会を開催しているところもあるようですが、江東区では市民団体が主催しており、継続的に開催するのは、大変なことだと思います。役員のみなさんには本当に感謝です。
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