2009年12月
本会議での質問
区で働く職員の4分の1がパート、アルバイト、非常勤職員に支えられている現状に対し、必要な仕事には正規雇用するべきと繰り返し求めてきました。公務での非常勤職員の拡大は、構造改革路線によって今や大きな社会問題となっています。
都内では、「なくそう!官製ワーキングプア」という集会が行われ、図書館や学校、学童保育で働く非常勤職員や委託された職場で働く職員からは、「低賃金でとても生活できない」、「1年ごとの契約更新で社会保険もない」など、劣悪な労働条件の改善を求める発言が相次ぎ、マスコミ各紙が報道、NHKは特集番組を組みました。住民の生活を守る仕事をしながら、そこで働く職員の暮らしが守られない、この矛盾が指摘されています。構造改革路線を改め、官製ワーキングプアと言われる状況はなくすべきではありませんか。
本会議での質問
質問の第1は、雇用問題についてです。
大企業の派遣切りに始まった雇用破壊は、正社員のリストラ、賃下げに及び、下請業者も切り捨てて中小企業を倒産に追い込み、雇用状況を悪化させています。4月の完全失業者数は、前年より71万人ふえて346万人、完全失業率は、3カ月連続で上昇しました。ハローワーク木場の求人状況でも、1万4,818人の求職に対して6,763人、45%の求人にとどまっています。
凸凹歩道の改修工事が行なわれています
「車椅子が使えない」「ヒールが嵌まって締まって歩きにくい」など改善が求められていた大島6丁目団地西側の歩道改修工事がようやく行なわれています。私も予算委員会などで繰り返し改善を求めてきました。高齢化が進む中、皆さんの声を受け止めて引き続きバリアフリーのまちづくりをすすめます。
横十間川遊歩道を亀戸まで延伸させよう
UR住宅居住者の継続居住に支援を
国が住宅に対する責任を投げ捨てようとしています。民間家賃を基準にした3年毎の値上げは許せません。
私は江東区が居住者の生活実態をきちんとつかみ、政府に対し減免制度の拡充を求めること。区としても家賃助成や住宅の借り上げで継続して住み続けられるよう支援することを求めています。